ついにグループリーグ終了

ブラジル対ポルトガル。ブラジルは予選突破が確定、ポルトガルも事実上突破が決まっている中で、お互い戦う理由がなかったのだろう。どちらも必死な感じはなく、凡戦と言える内容。この試合をもって両チームの評価をするのは無理がある。とはいえブラジルはこれでいいのだろうか。カカ、ロビーニョエラーノといった攻撃のキーマンを欠いていたとはいえ、攻めのレパートリーが右サイドのマイコンだけ。守備をしっかりするのはいいが、なんとも華がない。かなり玄人向けのチームというか、優勝しそうな感じはない。ポルトガルはそもそも選手層が薄い。小さな国だから仕方ないが、本来は小粒なメンバーが団結して勝利を目指すお国柄だ。しかしロナウドがいるもんだからその団結という倫理が薄まっているのではないか。さらにそのロナウドは徹底マークにあって実力を発揮できずにいる。ポルトガルの未来も決して明るくはない。
前回W杯の優勝国イタリアと準優勝国フランスが敗退することになった。しかもそれぞれが予選グループ最下位。私は特にアズーリレ・ブルーに思い入れはないが、ciaoqoo氏やninobe氏のようなカルチョティフォージにはショックだったろう。ヨーロッパの強豪国が苦戦している一方で、南米の活躍が目立つ。これぞW杯。そして残念なのはアフリカ勢。決勝トーナメントに進出するのはガーナのみ。こうして見るとアジア勢はある程度存在感を示していると言ってよいだろう。

予想通りの内容ではあったが笑った。ホラ貝って音程変えられるのか。どうして私たちは日韓大会でホラ貝を吹かなかったのだろう。