日本が決勝トーナメント進出

日本対デンマーク。3時頃に起きてビールを開けて観戦。DFラインはまあまあ高めに設定し、ある程度プレスをかけていきながら、引く時は引く作戦のようで、基本的な戦い方はオランダ戦と変わらない。デンマークは勝つしかないのでガツガツくるだろう。そうこうしていると前半17分に本田のブレ球FKで先制!デンマークGKは完全に対応を誤ってしまった。さらに30分には、今度は遠藤の美しいFKで追加点!出来過ぎな展開に夢心地。これで3点とらなくてはならなくなったデンマークは後半になって攻めてはくるものの、フィニッシュの精度に欠き反撃ののろしをあげることができない。後半36分には日本としたら少し厳しいPKをとられ、これをトマソンが決めてようやく1点。しかし日本の守備は集中を切らさない。このあたりから私は勝利を確信し、寝落ちの危機に陥っていたのだが、後半42分に目覚めのダメ押し点。本田が相手DFをかわして岡崎へ見事なアシスト。日本が3-1でデンマークに完勝、決勝トーナメント進出を決めた!
引き分けでもよかったとはいえ、相手はデンマーク。突破があるとしたらスコアレスドローだろうと思っていた。日本は予選の2試合で1点しか決められていないが、1点しか決めていない。つまり守備はいいが攻撃はよくないからだ。だからこそ引き分けでよいという条件は非常に大きいと考えていた。しかし実際に繰り広げられた試合は、そんな予想とは大きく違った展開だった。先制、追加点、逃げ切りという殿様サッカー。何度も言うが相手はデンマーク。今日の日本は掛け値なしに強かった。危なげなかった。選手が自信を持ってプレーしていたように思う。
開幕前、予選リーグは3連敗だなんて言った者は誰だ。私だよ。それが2勝1敗、勝ち点6で堂々の予選突破。開幕前の絶不調、どん底からの歓喜。試合はやってみなければわからないというが、本当にわからない。窓の外はすっかり明るくなっていたが、幸せいっぱいだ。W杯は楽しいなぁ。