ヤクルト戦

もはやクライマックスシリーズへの夢も断たれた。日程的に今シーズン最後の観戦。

試合は4位と5位に沈む両チームの状況を表したような内容。広島の拙攻が目立つ。チャンスをものにできないと「天罰が下る」ものだが、その点ヤクルトがもっとふがいなかった。連勝中の広島はツキがあり、拙い攻めでチャンスを潰しては勝利の女神の苦笑を買いながらも、最終的に栗原のホームランで逆転。結局要所要所で栗原のソロホームランが効くという締まらない内容ではあったが勝ってしまった!勝利の女神は栗原だった!もしかしたらマツダスタジアムで勝ち試合を見たのは初めてかもしれない。

ところで現在のカープの応援はたたみかけるようなスピードのリズムに乗せてスクワットしながら選手の名を連呼するという非常にブルータルかつスラッシーなもの。応援スタイルは野球でもサッカーでも各地でそれぞれに発展、洗練されていくのが面白い。そこで私は球団の人気と応援スタイルの関係について気になることがあった。カープは長年Bクラスに甘んじ、ライトなファンは当然離れていく。ファン全体の中でコアな層が相対的に増えていく。結果的に応援スタイルがコアなものになっていく。こんな理屈が成り立つかもしれない。成り立たないかもしれない。