安野駅サイクリング

最近忙しかったので本日を休みとする。最近忙しかったので自転車に乗ってない。ということで本日をサイクリングの日とする。
これまで乗っても30キロだったところ、今日はちょっと遠くまで行ってみることに。目的地は以前から行きたいと思っていた「安野花の駅公園」。ここは可部線の可部より向こう側、いまは廃線になった区間にある駅。というか元駅。駅舎や線路のみならずディーゼル車両が静態保存され、公園として整備されている。ウチは広島市のいわゆる旧市内だが、そこから片道35キロと手ごろな距離にあり、どうやら広島のサイクリストの重要チェックポイントらしい、というところまではチェックしていた。基本的に太田川に沿って行くので厳しい坂などもないだろう。ということでいざ出発。
山の空気は冷たい。夏なら気持ち良いだろうが晩秋の冷気は嬉しくない。下は途中の細い道。完全に山の中。

もうちょっと行くと吊り橋。怖いので渡らず写真だけ撮ってスルー。

廃線区間の中には駅舎はもちろん線路も撤去されたところもあり、路線の名残だけが見られる。駅舎はないのに「駅」(看板は旧字体)という喫茶店だけ残っているところもあった。ちなみにそのあたりで、万が一道を間違えてたらどうしようと心細くなり、コンビニから出てきたおばあちゃんに「安野駅ってまだ向こうですよね?」と聞いたら快く答えてくれた。ありがとうおばあちゃん。ただこのあたりから右足のふくらはぎがおかしくなってくる。まだ着いてもないのに。
ということで道中大したこともなく無事に到着。

こんな感じでホームに列車が。

こんな写真が撮れるのはちょっと楽しい。

ちなみにこの車両の中には入れない。しかしお金を払えば貸切できるらしい。料金は忘れた。ここで忘年会でも…帰れねえ。
一休みして帰る。帰り道は右足の調子がすこぶる悪化しペースはガタ落ち。朝ごはん以降何も食べてないのがいけないのか、また準備運動が足りなかったのか、単に未知の長距離に右足が泣きを入れているだけなのか。ヒーコラ言いながらなんとか帰宅。ちなみに往復で約70キロだが、この数字は全然大したことないどころか軽く笑われるレベルである。ロングツーリングといえば100キロ以上、200キロいく人もいるらしい。どんだけ。
下は帰り道に撮った現役の可部線太田川を渡るの巻。