カープ楽天戦

ken-itschie2009-06-18

カープ観戦。楽天との交流戦。今日はいただいたチケットでなんと1塁側ベンチ裏というとても良い席。おお、目の前に我らが指揮官ブラウン監督が、ネクストバッターズサークルで黙々と素振りをしながら出番を待つ栗原が見える。しかし私の目に留まったのは背番号88をまとう小早川毅彦打撃コーチだった。
試合は大竹とマーくんの投げ合いで締まった展開。2-2で突入した延長の10回裏。石原の当たりは完全な振り遅れ、私の所からは本当にフラフラッと上がったフライにしか見えなかったが、それが伸びてサヨナラホームラン。打った石原はヘルメットを天高く放り投げ、飛び跳ねながらダイヤモンドを一周。ホームインすると同時にベンチ前に歓喜の輪が広がる。最高じゃないですか。
サヨナラホームランを目の前で見たのはいつだったか思い出してみると、旧市民球場での巨人戦、江川がサヨナラを打たれた試合を思いだした。打ったのはいまや打撃コーチの当時「若大将」小早川毅彦。次の日、江川は引退を決意していた。その記録を調べてみたら1987年。うわ、22年前…。歳はとったが、子供の頃の記憶の持続力にも我ながら驚く。この日の市民球場は今年一番の入りで約32000人。この人気はやっぱり歴史に支えられてるのだなぁ。