今日は一日「ハードロック・ヘビーメタル」三昧II 放送

NHK-FMにて「今日は一日「ハードロック・ヘビーメタル」三昧II」ついに放送。13時から25時まで怒涛の12時間。待ってました。ケータイのラジオをスピーカーにつないでいざ聴取。メタリカのMaster of Puppetsでスタート。約10分の曲がフルで流れる幸せ。12時間の長丁場なので昼はのんびりとした雰囲気。MASA ITOも松本アナもこの企画を存分に楽しんでいる感じ。トークでは松本和也アナウンサーのメタル遍歴も披露され、高校時代にHR/HMに出会い、ギターにベースと各楽器を担当しながら最終的にボーカルに落ち着くという彼のキャリアは声を仕事にするアナウンサーへの布石だったのか。
夕方散歩に出かけたが、ケータイラジオに死角はない。しかもお出かけしている間になんと!リッチー川口と赤羽のロニー「Long Live Rock'n'Roll」が!聴き逃さなくてよかった。これは今日の放送の目玉といっていい一曲。正直番組のイロモノ企画くらいの期待しかしていなかったのだが“赤羽のロニー”の看板に偽りはなかった。響き渡るハイトーンは「え?これが松本アナ?」という感じで、アマチュアの域を完全に超えている。彼の敬愛するグラハム・ボネットもかくやの歌いっぷり。惚れた。
昼に比べて夜は駆け足の展開。HR/HMを網羅するには12時間は明らかに足りない。例えばスレイヤーもアンスラックスもかかっていないし、なぜかブラック・サバスがかかっていないのはさすがにまずいんじゃないか。古いバンドが多くとりあげられ、若いバンドが手薄になってしまうのも一部の人は不満だろう。たった12時間ぽっちじゃあみんなが幸せにはなれない。それくらいHR/HMは長い歴史と幅広いファンがいることが確認できた。
12時間全部聴くのはさすがに疲れたというか、是非次回は次の日が休みの日にしてほしい。とにかくこの企画はHR/HMファンにとっては間違いなくお祭りであり、季節外れの紅白歌合戦NHKさまには是非とも継続していってもらいたい。サイコー。
あ、「英語で歌わナイト」でもいいです。