千葉戦

サンフレ対ジェフ。BS-TBSで観戦。GWの連戦もこれで最後。さすがに疲労が溜まっているようで動きが重い。それでも最初の20分くらいはいつもの広島。高萩の先取点はゴールまでの流れがうまくいきすぎて喜ぶ前にポカーンとしてしまった。しかしその後は動きが少なく、特に攻撃の起点となるべきサイドで連動性が見られない。いつもなら、例えば左サイドなら服部があがって、そのあとを槙野が追いかけて、森崎和が下がって、青山がサポートして、といった目まぐるしいポジションチェンジがあるはずなのだが。千葉の狙いは明確で、基本は引いてブロックを作り、できれば中盤で奪ってカウンター。深井の1点目はまさにその形。シュートも素晴らしい。2点目のセットプレイは広島の弱いところを突かれた形。ボスナーと巻がいて、広島の若いDFを挑発しながらニアに誘導していくボスナー、それと逆にファーで槙野との1対1を作る巻。ミラー監督はバスケットボールで言うところの「アイソレーション」をFKで実践したようで、1対1の状況を作り、それに勝利した巻が見事なヘッド。中後のキックも見事で中林は飛び出しの判断がうまくいかなかった。引き分けが続いたあと前節で勝って勢いに乗れるかと思っていたところでこの敗戦は痛い。でも引き分け2試合よりも勝って負けての方が勝ち点では多いと無理やりポジることにする。