松山城の試着コーナー

ken-itschie2009-01-25

先日訪れた松山城内の甲冑試着コーナーにて。一応目線だけ入れておいた。
試着コーナーにはマットな質感の茶色のものと、ツヤツヤした赤色のものが用意されており、3倍の能力が出せそうな後者を選択。親切にも装着手順を示すパネルまで用意されており、それに従いながらすね当て、剣道でいうところの垂れ、胴、籠手、そして兜と下の方から装着していく。ひもで結ぶだけと、装着は簡易だったがなにせパーツが多いのでそれなりに時間はかかる。過ぎゆく観光客の視線が天守閣に迫る火矢のごとく突き刺さる。ええ、もうすぐ31歳になります。どんな堅固な鎧も心の傷までは防いでくれない。装着し終わったら、これまた用意されていた幟を手にして腰かけに座り記念撮影。
どう見ても鋼鉄製ではなく、かなり軽い仕上がり。重厚長大の時代は終わり、これからは機動力ですからな。軽量なのはエコだし。カラーリングこそ赤だがツノなどついておらず一般兵向けモデルには違いない。それならやはり槍くらい持たせてほしい。太刀がほしいとは言いませぬから。
いま考えればこのコーナーではもっと遊べたのではないか。2セット用意されているのだから平日の空いた時間帯なら二人で記念撮影できる。自前で獲物を持っていくのもいいかもしれない。摸造刀などは物騒だが軍配くらいなら許可してもらえるだろう。そんなことを考えた今日この頃でござるの巻。