初ビンディング

ロードバイクに乗り始めて1ヶ月余り。ビンディングペダルとシューズを購入。

specializedのシューズとシマノSPD-SLペダル。店長さんのご厚意でお値段は大サービス。結果、ペダルはほとんどタダみたいな値段になったが大丈夫なのだろうか。この前テールランプとベルを買った時もどんぶり勘定だったし。ありがとうございまーす。
まずは店内でバイクをローラー台に乗せて練習。固定強度が最弱なこともあって、思ったより外しやすい。キャッチはまだ難しい。そのうち慣れるだろう。引き足の使い方もレッスンしてもらう。カカトを引きあげるイメージで、足を引くときにハンドルを押し、膝が一番上にあがったときにその膝をちょっと中に入れる、みたいな。10分くらい練習してとりあえず帰宅。
そしていざ実戦投入。いつもの太田川沿いへ出動。ネットでビンディングペダル購入記などを見ると、大体の人が立ちゴケを経験している。しかもなぜか2回。さて立ちゴケはあるか、っていうか練習もしたしコケないでしょう、大体なんで2回コケるのかなぁ、などと考えていると見事にコケた!「あのコ、どうしたんかねぇ」といわんばかりのおばちゃんの眼が辛い。これがビンディングの洗礼か。気を取り直して人もほとんどいない河原を進む。ちょっとひと休みしようと停止したところで、2回目の立ちゴケ。周りに人はいない。いきおい自分と向き合わざるを得ない。2回コケた事実、これを重く受け止めなければならない。その後5分ほどビンディング恐怖症になり、涙目になりながらペダルを漕ぐ。その後は…コケなかった。痛みは人にその元となったものへの忌避の感覚を覚えさせる。痛みを通して人は学ぶのである。1回では足りないし、3回では多すぎる。立ちゴケは2回でなければならないようである。
帰って気付いたが、えらく疲れた。ビンディングにして巡航速度も最高速度も上がった。やっぱり力の伝達効率はよいのだろう。しかし引き足を使う(普通に乗ってりゃ勝手に使われる)ことで今まで使わなかった筋肉が動員されて、びっくりしたようだ。とにかくこれで一通りの道具は揃った。練習あるのみ。