1億円のリカちゃん

広島そごうで「リカちゃん展」をやっていた。というか今日から。ファッションは時代をうつす鏡。長い歴史を誇るリカちゃんの衣装は膨大で、本体も4代目。60年代からの衣装の変遷を眺めることができるのだが、「ゴーゴーガールスタイル」とか「モッズスタイル」とかいちいち興味深い。素人目に見ると、昔は派手な色合い重視だったのが、新しくなるほどにシルエット重視になってきたように見えた。展示のトリをつとめるのは本当のダイヤモンドで装飾された「1億円のリカちゃん」。バブルの産物ってわけでもなさそうだが、存在意義がいまいちよくわからなかった。ちなみにダイヤ無しバージョンが展示場を抜けた後に設置してあるショップで55000円くらいで売られていた。フィギュアを集める趣味を持っていなくてよかった。