日本を変えた10大ゲーム機

日本を変えた10大ゲーム機 (ソフトバンク新書 87)

スペースインベーダーが大流行したファミコン前夜からファミコン〜スーパーファミコンの任天堂時代、プレステ〜プレステ2のソニー時代、DSとWiiによる任天堂の復活とXbox360とプレステ3による次世代機戦争までをざっと概観できる。あまり専門的な話は出てこないのでコアゲーマーには物足りないだろうが、コアゲーマーなら知っている話題ばかりなのかもしれない。ライトゲーマー向き。メガドライブやセガサターン、ワンダースワンなんて持ってなかった私はもちろんライト層。
そういえばDS版の「おいでよどうぶつの森」で、物を集めたり家をきれいにしたり、他のプレーヤーとコミュニケートしたり、「クリア」のない遊び方を体験した時、「戦ってボスを倒す」みたいなこれまでのゲームがいかに男性的であるか愕然とした。Wiiはゲームの枠組みから大きく飛び出しているし、ネットワーク通信によるオンラインゲームも面白そうではある。でもスタンドアロンで悪い敵をやっつけに行くゲームが一番しっくりくるのは、たぶんスーパーマリオのせい。