シューズカバーがほしい

寒い。最高気温が5度くらいになってきた。最低気温は0度前後。先日はサボったので今日は自転車に乗ることにした。しかし寒いの出発するまでうだうだ時間がかかる。一念発起して着替え、タイヤに空気を入れて出発。服装は上がユニクロヒートテックインナー、サッカー用のプラクティスシャツ、ジャージジャケット。下は普通にレーパンにレッグウォーマ。私は冬の自転車ライドをナメていた。
出発してすぐ強烈な風に見舞われ、間もなく寒さで体が震えて歯がガチガチしてくる。このままでは死ぬと思い、3分で帰宅。もうこのまま敗北感にまみれながらじっとしておこうかとも考えたが、そんなイージーな人生でいいのかと再び一念発起して着替える。上にセーターを、下にはヒートテックのタイツを追加。いざリスタート。
いやあ、セーターはすごい。羊毛はすごい。軽く汗ばむくらいに温かくなった。そしていつもの木材港へ。行きは強烈な向かい風。身体は温かいが、無防備なつま先がどんどん冷えてくる。それを防ぐためシューズカバーというものがあるのだが、私はまだ持っていない。少し前に自転車屋で購入しようかと思ったが、店長に「まだ早い!」と一喝されそのまま買っていない。
シューズカバー買おうかなぁ〜、トゥカバーでなんとかならんかなぁ〜、などと考えながら折り返し。

夕方で渋滞中のはつかいち大橋。この橋は勾配がきつく、渡るときはいつも憂鬱。

別の日に横から撮った写真。曇っていたので暗い。下をプレジャーボートが通るためこのような高さになっている。数少ないお金持ちのプレジャーボートのために多くの一般市民の自転車がペインを余儀なくされている。この橋は現代の格差社会の構図そのものである。私のように趣味で渡るならいいが。でも徐々に楽に登れるようになってきた。脚力がついてきたのか、身体の使い方がわかってきたのか。帰りは追い風に背中を押され快調に飛ばす。しかしこの頃にはもうつま先の感覚はどこへやら。いまなら指を全て切り落とされても分からないかもしれない。不快を通り越して不思議な感覚。靴の中で指をグーパーしてももう遅い。迷っている場合ではない、シューズカバー購入は急務である。それよりなにより、早く冬終わってくださいお願いします。
(パールイズミ)PEARL IZUMI ウィンドブレーク ロード シューズカバー 7906 1 ブラック MBBB ヘビーデューティ OSS ブラック/41-42(152351)