皆実優勝おめでとう

高校サッカー決勝、広島皆実鹿児島城西。城西のストライカー大迫が注目され、攻めの城西と守りの皆実という図式が出来上がっていた。大会のスコアを見ればそうだが、皆実は決して守備的なチームではない。試合は大迫が大会10得点目となる先制点をあげて大迫のための大会となる予感をさせたが、皆実はすぐに追いつき、逆転。再び城西が追いつくが、皆実が再び勝ち越して優勝。中盤を支配した皆実は城西のFWを孤立させ、球際の強さもあって内容でも皆実の勝利だった。城西は大迫頼みの展開にしかできなかった。それでも2点とれるのが城西の強さだろうが、3点とって守備だけではない強さをしっかり見せた皆実の立派な優勝だった。