現代のプログレ

De-Loused in the Comatorium

De-Loused in the Comatorium

近所のTSUTAYAで何気なく発見。「現代のプログレ」とか紹介されてたから。
その前に見つけたASIAのベストアルバムを小脇に抱えながら
一緒に借りてみた。


いいじゃないですか。
テキサスはエル・パソ出身の彼ら。3拍子や変調を多用した曲作りは
確かに「現代のプログレ」。よく練られている。
エル・パソということでラテンの影響もある、らしい。
でもこうやってしっかり曲作りして、インテリジェンスとメロディが
同居したバンドは久しぶりじゃないか。
前衛すぎて実験以上ではないのとか、メロディアスなだけとかは
やっぱり飽きてしまうわけで。


まあプログレだって過去の遺産なわけだから、それ以上をどこで
出せているのかってところが重要なわけだが、
21世紀の音でプログレが演奏されているということだけでも
少し満足してしまっていいか。