今日はオフ

授業なし。来週の授業の準備が終了。よしよし。
来週は臓器移植がテーマなのだが、折り良く朝日新聞の朝刊に
臓器売買の記事が。

腎臓や目など二つあるものは一つになっても何とかなる、
とのアイデアからドナーになるのだが、もちろん背景には
貧困がある。

臓器があれば助かるのに、との思いは患者なら当然だろう。
昔なら助からなかったのだから、あきらめもついたろう。
今はあきらめられないし、それゆえ悩みが増えたということ。

できなかったことができるようになる。
便利さと悩みの深さを天秤にかけるようなことは、
あとにならないとわからない。
自分の身体を切り売りするすることと、
自分の身体をすり減らして働くことと、
どこが違うのか。