HMが死んだ日 その2
- アーティスト: GREEN DAY
- 出版社/メーカー: WEA
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: CD
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HR/HMとのサウンド的な近縁性、
様式でガチガチに縛られたHMよりも自由な曲作り、
そして何よりキャッチーなメロディによって
多くのHR/HMファンが流れたことは想像に難くない。
テクがなくてもスピード感とメロディで勝負できることがわかり、
スーパーギタリスト(もちろんベーシストもドラマーも)は
このあと絶滅の一途を辿る
(とはいえ、グリーンデイのドラマー、トレ・クールは
いろいろな音楽賞で「最優秀ドラマー」に輝いていたりする)。
速弾きはもはや要らない。北欧のメロディもウケない。Burrn!も売れない。
高度な様式を完成させたことで、かえって細々と
演歌のようなマイナー(マニアック)なジャンルを
形成するにとどまらざるを得なかったHMは、
環境に特殊化し(すぎ)たために、かえって環境の変化に適応できず
絶滅した生物種のようだ。